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2019年10月29日

『小待宵草』

今日の道草

『小待宵草』

「今は〜もう秋〜誰も〜いない海〜』なんて口ずさみながら本当に誰もいない浜辺を散歩していて見つけた『小待宵草』(コマツヨイグサ)

花の期間は5月から10月。道端でよく見る『大待宵草』の小さいバージョンです。

月を待って咲く(夕方咲いて翌朝しぼむ)ことから月見草とも呼ばれています。

早いもので『今日の道草』を始めてから季節が一巡りしました。

ミゾソバや、アキチョウジが咲いているのを見つけて「もう1年だったんだ!」とびっくりしています。

今年もあと2ヶ月。涼しいではなく、寒くなってきました。秋も本番です。

今日車で走っていて、街路樹の銀杏やフウの葉っぱが軒並み枯れているのに気がつきました。これから色付く季節なのに葉っぱが茶色く変色しています。きっと猛暑や大雨などの異常気象が原因なんでしょう。これからが紅葉の季節なのに、山が綺麗に色付いてくれるのか心配です。

2019年10月1日

『曼珠沙華』

今日の道草

『曼珠沙華』

いつもならお彼岸が来ることを先立って教えてくれるこの花が、今年はなかなか咲かなくて心配していましたが、秋分の日も過ぎた頃からポツリポツリと咲き始め、10月になった今は其処彼処で見られるようになりました。こんなに遅い開花の年はここ最近なかったような気がします。(SNSにUPしていた自分の投稿を見ると2012年もなかなか咲かなかったと書いてありました。こういう時過去の記録となるSNSって便利ですね)

10月といえばもうすっかり秋のはずなのに日中はまだ暑く、なかなか長袖の出番がやってきません。台風18号が通過した後に、ぐっと季節が進むのでしょうが。

白い曼珠沙華が咲く事を知ったのは、灰谷健次郎さんの『太陽の子(てだのふあ)』を読んだ時でした。この本は深く心に残る本で、ものすごく心を揺さぶられた本でした。忘れてはいけない事、大切な事がこの本には書かれています。

その白い曼珠沙華が久美浜にも咲く事を知ったのは4年前でした。それから開花時期になると足を運び開花しているか確かめにいくのですが、今年はなかなか咲かず3度目にしてやっと写真を撮ることが出来ました。

白い曼珠沙華は、とても繊細で儚げで。

花言葉は『また会う日を楽しみに』

また『太陽の子』読まなくっちゃ。

この花を見る度に、いつもそう思うのです。

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