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2019年3月19日

『サンシュユ』

今日の道草

 

『サンシュユ』

 

 

サンシュユの花が咲き始めました。

花の色が鮮やかな黄色になることから『春小金花』

秋になると赤い珊瑚のような実をつけることから『秋珊瑚』ともよばれています。

『今日の道草』で出逢ったここ最近の花たちに黄色の花が多いのにお気付きでしょうか?

何故春先に咲く花は黄色が多いのかというと、早春の寒い時期に花粉を運ぶことができる、寒さに強いハナアブやハエの好む色が黄色なので、黄色の花が多いそうです。

しかしどのようにして花たちは、ハナアブやハエが黄色が好きだと知ったのか。

そして子孫を残す為にどうやって黄色に進化していったのか。

その辺の仕組みはワタクシ全くもってわかりません。だってこの世は不思議のカタマリなんですから。

 

2019年3月12日

『アセビ』

今日の道草

 

『アセビ』

 

 

春はいつも『たくわんの様な匂い』とともにやってくる。

今日、今年初めての『たくわんのような匂い』を嗅ぎました。

決していい香りではないけれど、この匂いを嗅ぐと『あ!春がやって来た!』と毎年思うのです。

匂いの正体がわからず長年不思議に思っていたけれど、調べてみたら私のように不思議に思っている人もいるようで、色々ヒットしました。

たどり着いたのは『ヒサカキの花の匂い』

まだヒサカキの花の匂いを直接嗅いだわけではないのではっきりとは言えませんが、多分これでしょう。

今度、ヒサカキの花を探して真相を突き止めてみようと思います。

 

アセビの花もあちこちで咲き始めました。

スズランのような小さな花が連なって咲くアセビ。

可愛い花ですが、有毒植物です。

「馬」がを食べればに当たり「酔」うが如くにふらつくようになる「木」という所から『馬酔木』という字が当てられたそう。

酔ったように脚が不自由になることから「アシビ(足痺れ)」の別名があり、アセビという名前も「悪し実(あしみ)」から転じたとする説があるそうです。

なるほどね。

 

2019年3月5日

『スズランスイセン』

今日の道草

 

『スズランスイセン』

 

 

毎年同じ場所で見かける『スズランスイセン』が今年も咲き始めました。

鈴蘭のような花をつけ葉っぱは水仙のようだから『スズランスイセン』とよばれているこの花は鈴蘭に似た白い花びらに緑色の斑点が入りとても可憐です。

気が付けばもう3月。冬らしい厳しい寒さも今年はなく春へと季節は巡っていきます。

3月と言えば『3月のライオン』ですが(羽海野チカさんの漫画。ちょっと無茶ブリ)

この漫画は、人間の心の機微がとても丹念に丁寧に描かれていて、人が生きていく上で何が大切なのかを気付かせてくれるそんな素敵な漫画です。

最新刊(14巻  これがまた本当にいいお話で心があたたかくて胸がいっぱいに。登場人物が放つ言葉が心のヒダに優しく突き刺さり、知らずに溢れる涙は心を浄化してくれます)で主人公の桐山零くんの先輩である野口先輩の言葉に「おたがいをおもんかり」というのがあるのです。

『おもんかり』じゃなくて『おもんかり?』

と調べてみると『慮る』と書いて『おもんぱかる』と読む。『おもんばかる』でも間違いではないとのことでした。『おもんぱかる』っていい言葉ですね。

意味は「あれこれ思いめぐらす。考慮する。周囲のことをよく考え、行動をしたらどうなるかと想像をして深く考えること」だと書かれていました。

今クールのドラマ『3年A組』で菅田将暉さん演じる柊先生が繰り返し生徒に伝えているのもこの『おもんぱかる』って事。

あんなこともこんなことも、ニュースで流れている事件は『おもんぱかる』ことをしなかったせい。

ちょっと思いめぐらせるだけで防ぐ事が出来るような事が多すぎます。

生きていく上で大切にしないといけないのは『おもんぱかる』って事だと切実に思う今日この頃です。

 

 

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